『お母さんからのひと言』(2月生活表より)

 温かい日差しの中行われたお餅つきも終わり、気がつけば今年度も残り2ヶ月となりました。思い返せば4月の入園当初、甘えん坊だった***もこの一年で、驚くほどの成長を見せ・・・と言いたいところではありますが、彼は彼なりにゆっくりですがお兄ちゃんへと成長して、親を楽しませてくれています。

 長女が在園していた時も、今も、日々の保育や行事、ちょっとした出来事の中で「マリアでよかった」と感じることが多々あります。

 2学期の事ですが、運動会の前日、緑組の女の子が***の両手を握り、息子の視線までかがんで、「明日の運動会頑張るんだよ。たくさん頑張れーって応援するからね。」と励ましていうれました。その姿を見て5年前、娘が花組での運動会の翌日、緑組の女の子から『☆☆☆ちゃん、うんどうかい、よくがんばったね。だんす かわいかったよ。らいねんのうんどうかいもがんばってね。』と書かれた手紙をもらった事を思い出しました。6歳の女の子が、下の子を思いやる優しい姿に、大変温かい気持ちにさせてもらい、『いつの時代もマリアの子って何て優しいんだろう。小さくても何て思いやりがあるんだろう。』そう思うと2人の女の子が重なり、目頭が熱くなりました。

 マリアの子たちは、先生方の大きな愛につつまれ、『相手を思いやる気持ち』を育み見守って頂いていると思います。

また私は私で、たくさんのお母さま方から、娘の入園当初からたくさんの優しさを頂きました。当時、娘がプレプレちゃん最終日となった日、よくお手伝い先生としてお越しになられていたお母さまから、帰りがけに連絡先の書かれたメモを頂き、「4月からご入園おめでとうございます。お家も近いですし、もしおかあさんがしんどかったりしたら、わたしが☆☆ちゃんを送り迎えしますので、いつでも気にせず電話してくださいね。」と言って頂きました。まだ数回しかお会いしていない私に気にかけてくださったことに驚きと共に大変嬉しかったことを覚えています。そして入園してみると、まるで娘を我が子のように気にかけてくださる方の多いこと!「マリアの子は自分の子」のように接してくださることに日々癒され、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 特に***を授かった時にはたくさんの方に助けていただきました。つわりがひどく寝込んでいる私に代わりプリキュアの映画に連れていって下さった方、娘が寂しくしているのでは?と娘が好きな紫のドレスのお名前バッチを作って下さった方、優しいお言葉で綴ったお手紙や折り紙を作ってくださった方、スイミングまで送ってくださった方など、本当にたくさんの方に支えられ助けられた3年間でした。

 「あの時な何もできなかったけれど、***が入園したら、今度は私がみなさんのお役に立てるように・・・」そんな思いで、***の入園と共に幹事に立候補させて頂きました。

・・・・が、蓋を開けてみると、なかなかお役に立てたとは言えない幹事ぶりでしたが、先生方、こひつじの会員の皆様のご支援・ご協力によって、一年が無事(!?)終わろうとしています。

 少し早いですが、この場をお借りしまして、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 そして、幹事の皆様、いつも助けて頂き、楽しい一年を過ごすことができました。○○さん(会長)がおっしゃった『おばあちゃんになっても忘れない思い出』がたくさん出来て、本当に幸せです。